今日、この日も殺処分される犬猫たち

 

 犬猫の殺処分

 

 

年間殺処分数は犬1.6万頭猫6.7万頭

昔から比べると

殺処分数は、3分の1以下にはなっているとはいえ

まだこれほどの犬、猫が

人の意思人の手で捨てられ

殺されている現状。。。

 

あなたはどう思いますか?

 

今は動物番組の「志村動物園」なんかでも

血統書付の犬、猫だけの事ではなく

保護犬や保護猫の現状や保護にも

力を入れているように思いますが

「犬や猫を飼いたい!」

と思った人のどれくらいが

動物保護センターに足を運ぶでしょうか?

 里親が決まらずに殺処分されている子達が沢山います。

 

 

最初のうちは、可愛くて飼い始めた犬猫を

「世話ができない」

「予期せぬ赤ちゃんが生まれた」

「引っ越しで飼えなくなった」

「人に怪我をさせた」

などと言う人間の勝手な理由で

簡単に大切な命を捨ててしまう

傲慢な人間や

 

犬、猫の販売の為に

繁殖させていたけれど、

仕事が出来なくなった。

販売が出来ないなどの理由で

その命を簡単に捨ててしまう

自分勝手なブリーダー

 

そんな人間の為に

殺処分と言う最期を迎える

犬や猫が今日もいます。

 

私が今一緒に暮らしている犬は

動保センターから譲り受けた子です。

 

先代の子も同じように

センターから譲り受け13年

一緒に暮らし最期は家族の手の中で旅立ちました。

 

確かに

ペットショップで販売されている

血統のはっきりしている犬や猫は、性格や

犬などは

成犬になった時の大きさなんかも考えて

購入することもできる

メリットもありますが

 

犬や猫を飼いたいと思った時に

一度、動物保護センターへ足を向けて

保護犬、保護猫を譲渡してもらうという選択肢

考えて貰いたいと思います。

 

動物保護センターという場所は

保護と言う名前はついていますが

 

センターでは

保護した犬や猫を

一生飼って保護していけるほどの

経費も無く、保護の期間の間に

譲渡会などで譲渡が決まらなかった犬や猫は

その多くは保護の期間を過ぎ

殺処分される事になります

 

ペットショップに遊びに行くという

気分では行きにくいかもしれませんが

犬や猫を飼う予定のある方は

動物保護センターに行って みてください。

 

私は時々、譲渡してもらった犬を連れて

センターに遊びに行きますが

 

センターで働いている方々も

毎日、一匹でも譲渡がきまるように

祈るような気持ちで、殺処分の当日まで

沢山の犬を

一匹、一匹スタッフの方々が手分けして

散歩をされていました。

 

何度も保護センターに通ううちに

殺処分の現状、譲渡の状況

譲渡後の犬や猫の状況

をよく聞くようになって

殺処分がなくなって欲しいと

切に思います。

保護犬・保護猫の殺処分

 

殺処分安楽死ではなく

処分機と言われる機械に

無理やり、犬や猫を押し込み

そこに二酸化炭素(CO2)を流し込み

窒息死させる、という方法です。

 

病院で重篤

どうしても助けられない場合

苦しみを少しでも和らげ

苦しまないような最期を、迎えさせてあげる為の

痛みや苦しみもない安楽死とは全く別で

殺処分で行われる窒息死

とても苦しみを伴う死です。

 

私がよく行く、動物保護センターの脇には

そんな最後を迎えてしまった

動物達の為に

供養塔があります。

 

避妊手術、去勢手術の重要性

保護犬、保護猫を作ってしまう要因の一つの

「予期せぬ赤ちゃんが生まれた」

人間が、犬や猫を飼い始めた時点で

避妊・去勢手術をしておくだけで

生まれて直ぐに捨てられてしまう命を

防ぐ事が出来ます。

 

保護センターでも譲渡の際も

避妊・去勢手術の重要性に重くを置いていて

避妊・去勢の約束をしてから譲渡

という形になります。

 

自分は動物が大好きだし

絶対に動物を捨てたり

殺処分になんかさせい

 

と思っている方でも

いざ4匹5匹の赤ちゃんが出来た時

それでもその赤ちゃんも飼えますか?

 

そしてその赤ちゃんが大きくなって

そこから又赤ちゃんが生まれて。。。

それでもまだその赤ちゃんも

飼っていく事が出来ると言えますか?

 

そんな事にならないように

犬、猫を飼おうと決めたその時に

避妊・去勢手術をセットで考えるというのは

常識と考えないといけないのではないでしょうか?

 

沢山の犬猫が

殺処分されている現状を

1人でも多くの人が知って

 

◎ペットはお店で買う!ではなく

 保護犬・保護猫を助けて家族にするという選択

 もする

◎動物を飼う時は必ず避妊・去勢手術をする

 と言う事を実践することで

 

少しでも

殺処分と言う最期を迎えないといけない

かわいそうな

犬や猫が少なくなればと思います。